中学3年生と保護者のこころがまえ

高校受験に備えて

  • 目標達成に向けて二人三脚
目標を設定 9月/10月

 この時期に子供さんとお話して欲しいのは、「志望校をしっかり決めること」、「目標点の設定」の具体的なものと、「学力テストで気を抜かないこと」の精神面です。10月の学力テストは、学校の「学校祭」などと時期が重なりますので、早めに準備を始めましょう。子供さんの学力結果をキチンと確認し、目標点数に到達しているかどうか把握しておくことが大切です。そして、10月のテスト結果が出た時点で、次の11月の学力テストに向けての意識付けを早めに行いましょう。ここから先は、文化系の部活の発表会や部活動の試合などの行事もあります。そういった部活に所属しているのであれば、勉強との両立が本当に大事な時期に入っていきます。この時期、保護者の方にしてもらいたいことは、ただ、「勉強しなさい」と言うことではなく、「子供さんと真剣に志望校を確認する」といった、子供さんに、「勉強に対して、今までと違う(今まで以上の)真剣さを与える」ということです。

志望校の決定 11月/12月

 この頃から学校の方も受験色が濃くなり、お子さんたちは志望校に対しての期待や不安が強くなっていきます。まず、学力テストに真剣に精一杯取り組ませる事が大切です。学力テストでいくら良い結果が出ても「油断」しないことです。11月を過ぎて、受験勉強が真に本格的になりますから、他のお子さんたちも、グッと学力を上げてきます。今までのペースで良いので、キチンと入試まで勉強を続けるようにサポートしましょう。より多く勉強したという自信や、問題を解いて「出来る」という感触を多く掴んでいくという方法が一番です。保護者の方も、子供さんの勉強を「応援している」という姿勢を見せて上げて下さい。12月ともなると、志望校も絞られ、「受験に向けてダッシュ!」という状態になっていると思います。この段階で、お子さんの気持ちが受験に向いてないようでしたら、それは、保護者の方から、「喝」を入れてあげて下さい。人生の大切なときに、困難なことから逃げているのであれば、これからの人生でも、同じ事が起きる可能性があるかもしれません。目標が定まれば、子供さんが自ら勉強し始めるはずですから、保護者の方の立場としては、暖かく見守る気持ちを持ちましょう。ただ、勉強に根を詰めすぎて体調を崩してしまうことがあるので、風邪などの予防には、充分注意を払って下さい。

不安のピーク 1月/2月

 子供さんにとって、一番不安感が高まるのは、なんと言っても「入試前日や当日」ですが、それと合わせて「願書提出」の際も不安感は高まります。子供さんの不安感をはじき飛ばすように、「大丈夫、絶対受かるから」とお話してあげて下さい。もちろん、保護者の方にも不安はあるでしょうが、それは極力子供さんの前で見せないようにしてあげて下さい。学校へ子供さんに願書を持たせる際にも、自信をつけさせるような一言を用意しておくと良いでしょう。安心して、子供さんが願書を提出出来るようにしてあげて欲しいと思います。それから、夜型で勉強している子供さんは、そろそろ昼型に移行させ始めるといいでしょう。夜型だと、どうしても午前中の頭の働きが鈍くなるようです。入試直前に切り替えるのではなく、今のうちから徐々に移行しておくのが望ましいと思います。

いよいよ入試 3月/4月

□体調管理
 入試が近くなって、一番気をつけなければならないのが、この体調管理。基本は、普段と同じ生活をすることなのですが、それにプラスして、以下の事にも気をつけておきましょう。
  • 入試の日の時間帯にあわせた生活リズムをつくる。
    入試の日のスケジュールに合わせて日頃の生活時間帯を変えておきましょう。
  • 風邪の原因になりやすい行動を避ける。
    風邪が身体に入り込んで来る原因はたくさんありますが、できるだけそれらを避ける。湿度が低いと風邪をひきやすくなりますから、乾燥しているようなら濡れたタオルを部屋にかけておくのも良いでしょう。
□勉強内容
  • 出来るだけ確認を多くする。
    今まで勉強してきた内容が頭に残っているか確認を多く取るように心がけましょう。
  • 朝型・昼型にする。
    入試本番の時間に合わせて、朝型・昼型に時間帯を変更して勉強を進めるようにしましょう。
□その他
  • 精神面
    入試の緊張感に負けて失敗してしまわぬよう、適度な緊張感がある状態を保つことを考えて下さい。緊張しすぎているようであれば、保護者の方自身が普段と変わりない生活をしているように見せたり、緊張が足りないようであれば、保護者の方が、心配している姿を少し見せてあげれるなど、コントロールしてあげることが大切です。